食品のケーススタディ

プロジェクトの目的

水産物を使った加工冷凍食品の開発(3品)と、
それらを統合するブランディング

制作物

ブランドフォーメーションの策定

  • 類似業界のブランド体系調査
  • ブランディングワークショップ
  • ブランドピラミッド(ブランド定義のワーディング)

サービス説明動画制作
(アニメーションと実写を含む)

  • ブランドネーミングの提案(約200案)
  • ブランドタグラインの提案(約15案)
  • ネーミングの商標簡易調査
  • ブランドネーミング+タグライン

商品群を統合する
ブランドロゴ制作

  • ロゴ
  • ロゴレギュレーション

サービス説明動画制作
(アニメーションと実写を含む)

  • ペルソナ策定ワークショップ
  • 3C/4P分析
  • 類似品・競合品のデザインリサーチ
  • デザイン案ご提案(各品につき3方向×色/タイポグラフィー違いなどバリエーション多数)
  • 最終パッケージデザイン(表/裏)

プロジェクト期間

合計期間:8ヶ月

ブランドフォーメーションの策定:1.5ヶ月
  • 類似業界のブランド体系調査:2週間
  • ブランディングワークショップ:2週間
  • ブランドピラミッド(ブランド定義のワーディング):2週間
ブランドネーミング、タグライン策定:1.0ヶ月
  • ブランドネーミングの提案:3週間
  • ブランドタグラインの提案:上記と同時進行
  • ネーミングの商標簡易調査:上記と同時進行
  • ブランドネーミング+タグライン決定:1週間
商品群を統合するブランドロゴ制作:1.5ヶ月
  • ロゴ提案〜修正:5週間
  • ロゴレギュレーション策定:1週間
商品開発(3品):4ヶ月
  • ペルソナ策定ワークショップ:2週間
  • 3C/4P分析:上記と同時進行
  • 類似品・競合品のデザインリサーチ:2週間
  • 試食など商品の中身の開発への並走:随時
  • デザイン案ご提案(各品につき3方向×色/タイポグラフィー違いなどバリエーション多数):8週間
  • 最終パッケージデザイン(表/裏):4週間

クライアント

水産事業者 (一次産業としての漁労から加工品開発までを内製している)

プロジェクトの背景と課題

喫食のハードルの高い魚種を
どう消費者に普及させていくか

  • 同社は船を所有し、漁労により水産物を供給する事業を主としつつ、その流通や一部加工品の開発・製造も手掛ける事業者です。日本人の水産物離れの影響を受け、同社が主力とする魚種の消費量も低迷していたため、打開策を考える必要がありました。​​
  • 本件に先行する調査で、「初心者には食べづらい」「調理方法がわからない」など、喫食のハードルの高さが顕在化していました。そのため、この魚種を初めて食べる人をターゲットとした商品を開発し、消費人口の拡大を目指すことにしました。​​
  • 同社はこれまでも加工品開発を行っていましたが、マーケティング・ブランディングのプロセスをしっかりと行ったうえでの商品開発経験がない点が課題でした。
SEESAWのアプローチ

調査を通じて得られた消費者の声を素直に捉えつつ、
幅広いデザインを提案し可能性を探る

  • 本件はスタート時点から、初心者にはハードルが高い魚種をどう食べてもらうかという課題がありました。そのため、調査を通じて得られた消費者の声を素直に受けとめてデザイン開発を行いました。
  • 一方で、デザインの幅は消費者が見慣れているであろうベーシックなものだけでなく、あえてかなり広めに提案し、消費者の期待を超えて興味を喚起できる可能性を探りました。

マーケティング・ブランディングの
プロセスの内製化支援

  • ベーシックなマーケティング・ブランディングのフォーマットを利用し、クライアントのプロジェクトメンバーがそれらを自分で使いこなせるようにアドバイスをしながら進行しました。
  • 単純なデザイン提案→クライアント側が選ぶだけ、という形では終わらせず、「どういう視点で考え、選べばよいのか」などもディスカッションを通じて共有し、プロジェクト全体を進めました。
SEESAW担当者のコメント

消費低迷が続く水産物の需要を喚起するという大きなテーマのもと、冷凍加工食品を開発しました。クライアント側にマーケティング・ブランディングのスキルを内製化したいという意向があったため、プロジェクトメンバーの教育という視点も持ちながら、全体を進行しました。

本プロジェクトからは3つの商品が発売されました。今後はクライアント社内メンバーもマーケティング・ブランディングの観点を持ちながら商品開発を進行できるようになることが期待されています。そうすることで、市場ニーズを汲んだ商品を継続的に上市し、市場に良い刺激を与え続けられると考えています。

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