要件フェーズ

サービスのアイデア/体験を発案し、
必要な機能とコンテンツを策定

商品/サービスを通してユーザーが体験するストーリーを構築し、必要な機能仕様やコンテンツなどを洗い出します。「こんなサービスにするぞ!」というアイデアを具体化させていく段階になります。
この要件フェーズで設計した機能/コンテンツが次の構造フェーズにパスされて開発が進行します。

「アイデア」×「アウトプット指向」×「クイックな調査」で
スピードアップ

要件フェーズは、サービス開発の核になります。ビジネス知識、ユーザー目線、トレンド感などを総動員して、ユーザーが使いたくなるサービスの企画を進めていきます。面白いだけでマネタイズできないアイデアもNG。機能性は十分だが使いたくならないサービスもNG。調査とアイデア出しを繰り返しながら、サービスを形作る楽しくも苦しい段階です。
要件フェーズでよくあるお悩み
戦略を形にするサービスアイデアが思いつかない、ありきたりなものになってしまう
企画書(文字)レベルのアイデアがあるが、具体的なイメージが湧きづらい
アイデア段階でのユーザー評価をどう進めていいか分からない
例えば以下のような
解決が可能です
海外も含めた徹底的な事例調査、クライアントとデザイナーによる共同でのアイデア出しなどを通じたアイデア創出
AdobeXDやFigmaを利用したクイックなモックによる、アイデアの見える化
モックやコンセプトシートを活用した、小規模な調査によるユーザーフィードバックの実施
要件フェーズの流れ

要件フェーズでよく行われるプロセスをご紹介します。
ご要望に合わせてカスタマイズすることもできますのでご相談ください。

01
アイデア創出
戦略で決めたコンセプトを実現する、サービスアイデアを考えます。類似サービスがないかを調査し実際に使ってみたり、ユーザーの声を聴いたりとインプットの幅を広げるところからスタートし、アイデア出しを進めていきます。
よく利用する手法/ツール
ベンチマーク調査
アイデアシート
ストーリーボード
など
アイデアの発見や検証に活用する調査手法
「アイデアシート」「コンセプトシート」レベルでのデプスインタビュー
類似サービス利用者のグループインタビュー(FGI)
など
02
ユーザーストーリーの整理と、アイデアの具体化
上記で考えたアイデアが、ペルソナとなる生活者にどう利用されるのかを精緻化していきます。生活の中のどのタイミングで接触し利用するのか、どんな画面のサービスなのかなどを具体化していきます。
よく利用する手法/ツール
カスタマージャーニーマップ
ユーザーインタビュー
プロトタイピング
など
アイデアの発見や検証に活用する調査手法
プロトタイプ(紙芝居レベル)を活用したデプス調査
03
機能と情報(コンテンツ)の
整理
まとまったアイデアを実現するために必要な機能と情報(コンテンツ)をまとめてリストにします。ここでリストアップした機能/情報(コンテンツ)を次の構造フェーズで、整理分類してサービス実装に向けてプランニングを進めていきます。漏れなく、なるべく細かくリストアップして次の段階に進みましょう。
よく利用する手法/ツール
機能/コンテンツリスト
アイデアの発見や検証に活用する調査手法
-
TIPS

具体的に仮説を作り込んで、検証することが非常に重要

例えば、リフォーム業者を比較するサービスの場合「資料を取り寄せる機能」だけでは解像度が不十分で、「資料を1件ずつ取り寄せる機能」「資料を3件まで取り寄せられる機能」「資料と見積もりセットで取り寄せられる機能」ではユーザーの利便性や作業負荷も大きく異なります。こういった、細かい仮説をユーザー調査から発見・検証し、サービスに織り込んでいくのは要件フェーズの重要なタスクとなります。

要件フェーズでよく使う
フォーマットやアウトプット例

要件フェーズをスムーズに進めるために、
様々なフォーマットが世界中で考案されています。

カスタマージャーニーマップ
ペルソナがサービスに接触し、利用を検討し、実際に利用し、その後どうするか?を検討するフォーマットです。細かく行動を想像することで、強みとなる機能/コンテンツを発想します。
プロトタイピング
簡易的にサービスを表現したモックを作成し、実際にターゲットユーザーに提示して評価してもらいます。動かない紙芝居のようなものから、タップすると画面遷移するものまでレベル感は様々です。
機能/コンテンツリスト
サービスに必要な機能やコンテンツをまとめたリストです。段階的なリリースの場合、優先度も設定します。リストの理解を促進するために、簡易的なサイトマップも合わせて作成することもあります。
よくあるご質問

要件フェーズでよくいただく疑問にお答えします。

Q1
要件フェーズに適した人材はどのようなスキルセットを持つ人ですか
A1
様々なサービスに詳しい、アイデア豊かな人が初期段階では必要です。「もしこういう機能やコンテンツがあれば」という仮説出しで力を発揮します。また、最終的にはマイナーな機能/コンテンツも含めた洗い出しが必要なので、細やかなところまで意識が届くタイプの人材も必要です。
Q2
要件フェーズには通常どの程度の時間がかかりますか
A2
戦略フェーズがしっかりと固まっていれば3ヶ月程度で完了させられます。調査を実施した結果、新たな機能/コンテンツが必要になった場合、そのアイデア出しに戻り、また調査にかけて…というフローになるため、その分期間は長くなります。
Q3
通常、モックを何通りつくったり、調査を何回実施したりしますか
A3
プロジェクトによりますが少なくとも2-3回程度、調査を繰り返すことが多いです。1回目はラフなアイデアの受容性の確認、2回目以降はそれを具体的なサービスに落とし込んだ時の受容性や改善案の発見に活用します。モックは各調査に1パターンだけ用意することもあれば、複数案作成して、比較検討する手法をとることもあります。
Q4
要件フェーズで作るモックはどのようなレベルが適していますか
A4
実際に動く必要はないので、どんなコンテンツと機能を伴ったサービスかが分かれば十分です。紙ベースのものや、AdobeXD/Figmaなどで作成した「クリックすれば動く(ページが遷移する)」レベルのモックを利用することが多いです。デザインの作り込みは不要ですが、一方でグレーモックだとイメージが沸かないという場合は、仮で着彩したり、ラフなスキンデザインを施すこともあります。
サービス一覧

その他のサービスをご覧いただけます。

戦略フェーズ

社会/生活者/業務の中から課題を 発見し、ビジネスの勝ち筋を検証

提供サービス
エグゼクティブインタビュー
ユーザーインタビュー
市場環境調査(STP分析/PEST分析 等)
競合/類似サービス調査(4P分析/SWOT分析 等)
リーンキャンバス
ビジネスモデルキャンバス
バリュープロポジションマップ
KPIツリー
サービスのMISSION/VISION
サービスコンセプト
ペルソナ
など

要件フェーズ

サービスのアイデア/体験を発案し、 必要な機能とコンテンツを策定

提供サービス
ユーザーインタビュー
ベンチマーク調査
アイデアシート
ストーリーボード
カスタマージャーニーマップ
サービスブループリント
プロトタイピング
機能/コンテンツリスト
など

構造フェーズ

情報を整理/分類し、使いやすい サイトマップ構造を設計

提供サービス
カードソーティング
KJ法
サイトストラクチャ
サイトマップ(ハイレベル/ローレベル)
AIDMA
AISAS
など

骨格フェーズ

ユーザーが触れるインターフェイスのワイヤーフレームを作成

提供サービス
ワイヤーフレーム
プロトタイピング
ユーザビリティテスト
など

表層フェーズ

インターフェイスのスキンデザインを制作し、商品/サービスを実装

提供サービス
WEB/アプリのスキンデザイン
ロゴ/レギュレーション
イラスト/アイコン
インフォグラフィック
サービス説明動画
写真/動画の撮影ディレクション
動画の編集ディレクション
フロント/バックエンド実装
クオリティアシュアランス(QA作業)
など

受賞歴

SEESAWのデザインは多くの受賞歴を持ち、
国内外から高く評価されています。

書籍掲載

様々な書籍でSEESAWの実績が紹介されています。

デザイナーズファイル2019
デザイナーズファイル2022
デザイナーズファイル2023
デザインメイキング167
アートディレクター/デザイナーの仕事
不滅のデザインルール
欲しくなるパッケージデザインとブランディング
デジタルメディアデザイン見本帳
PRINTABLE
デザイナーズファイル2019
デザイナーズファイル2022
デザイナーズファイル2023
デザインメイキング167
アートディレクター/デザイナーの仕事
不滅のデザインルール
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