耳で聴かない音楽会 アートディレクション
紹介動画
「耳で聴かない音楽会」のアートディレクションを担当。 オーケストラの生演奏をリアルタイムで光と振動に反映させる「SOUND HUG」を開発し、それを用いて、聴覚障害を持つ方に向けたコンサートを開催しました。カンヌライオンズ エンターテインメントフォーミュージック部門 ブロンズ受賞。
サマリー
課題・背景
あらゆる人にクラシック音楽の楽しさを届ける
我々のソリューション
「耳で聴かない」新しい音楽の楽しみ方を提案
成果と実績
来場者満足度98%/新規来場者96%
メディア露出約1億円
◾️課題・背景
-あらゆる人にクラシック音楽の楽しさを届ける
様々な音楽ジャンルの台頭や音楽メディアの発達に伴い、音楽の楽しみ方が多様化する中、年々クラシック音楽の人気は低迷していました。 特に、オーケストラコンサートは、クラシック音楽を好きな一部の人だけが楽しむような状況になっていました。 そこで、私たちは、最もオーケストラから遠い人たちにまで、クラシック音楽を開放することで、新しい顧客(ファン)を増やすことを目指しました。
◾️我々のソリューション
-「耳で聴かない」新しい音楽の楽しみ方を提案
音も光も振動も全て波からできていることに着目すれば、耳が不自由でも音楽を楽しめるはずと考えました。 そこで、音を光や振動に変える2つの音楽デバイス「SOUND HUG」「ORCHESTRA JACKET」を開発して耳に障害を抱える人も一緒に楽しめるコンサートを開催しました。 SOUND HUGは音の大きさを振動に、音程を光に変換することで耳が不自由な人でも視覚と触覚による音楽鑑賞を可能に。 ORCHESTRA JACKETは振動スピーカーが仕込まれた燕尾服で、 オーケストラが奏でる音楽を即時に着ている人へ振動で返すシステムで耳が不自由な人でも指揮者体験を可能にします。
ロゴデザイン
◾️成果と実績
-来場者満足度は98%と高評価、新規来場者は96%を達成
-メディア露出効果は約1億円の成果
高い満足度を獲得し、これまでファンの対象にはならなかった”耳の不自由な人たち”という新しい市場を開拓を実現。 また、多様性が叫ばれる現代において耳ではなく、身体で聴くという新しい音楽の楽しみ方を社会に提案し、その価値を広く認知させることができました。
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